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【Vol.18】化学者の火傷から生まれた、アロマテラピー?! 【Vol.17】このエッセンシャルオイルは、“どこから来たの?” 【Vol.20】日本人ならではの、季節の入浴剤。 日本人のお風呂好きは有名ですが、そこで世界のお風呂雑学を一言。 江戸時代の銭湯は、ご近所のコミュニケーションの場であり、体を癒し、心をリラックスさせる場でもありました。さらに入浴は季節の行事や民間療法をも育てました。中でも冬至の柚子湯や5月の菖蒲湯は有名なところ。植物に含まれている精油がお肌から吸収されたり、その香りや蒸気が呼吸とともに体に入り、癒してくれるアロマテラピー効果があることを、日本の先人は身をもって知っていたというわけです。この3月にも、ちゃんと季節を楽しむ入浴法があります。大福でおなじみの「蓬(よもぎ)」の湯です。最近では高級エステサロンでも見られますね。肩こりや腰痛などを柔らげ、その香りはストレス解消にもいいと言われています。蓬を5-6本摘み、細かく刻んで煮汁を布で漉してバスタブへ。今夜あたり、いかがですか。 【Vol.19】香りは、植物が“けなげ”に生きる武器。 花と言えば香り。しかし花は咲いている間中、ずっと香っているわけではありません。もちろん、昼夜を問わず香り続ける花もあります。百合や水仙がそれにあたります。ところが丁度季節に入る沈丁花は空気が湿り気を帯びている時の方がより香り立ちますし、シンビジュウムは朝日を浴びて香り出し、オシロイバナやサボテンの中には、夜に咲き出し香りを出す花もあります。MASACO石鹸でお馴染みのイランイランの花に至っては、花が萎れかけた時ほど強い香りを放ちます。 このように花によっては、香りを放つタイミングがそれぞれ違っています。いままで花は年がら年中、香っている!と誤解なさっていませんでしたか。そこで最後に、花の香りのマメ知識として、香らない花の話をひとつ。ヴァニラです。ラン科植物のその花には、香りがありません。私たちがアイスクリームでイメージされるあの甘い香りは、果実が発酵した時の香りなのです。ヴァニラの香りは花だと思っていた方、ヴァニラの香りの正体は果実にありました。そして植物は香りを使って、虫や動物を寄せつけたり、拒否したりしてけなげに生きてるのです。つまり自由に動けない植物にとって、香りは素敵な武器。こうして香りの出どころを知ると、植物が無言で語りかけてくる香りというメッセージに、愛しさを感じませんか。 【Vol.18】化学者の火傷から生まれた、アロマテラピー?! 花や果実、葉などから抽出した香りのエッセンス、エッセンシャルオイルは、およそ4000年も前、古代エジプトの時代から使われていました。主な用途は、宗教儀式の薫香だったり、ミイラを作る時の防腐剤、病気の治療や予防、お化粧としても使われていました。しかしそのエッセンシャルオイルを使った「アロマテラピー」という言葉が生まれたのはつい最近20世紀に入ってからのことでした。 アロマ(香り)とテラピー(治療)が結びついて、「アロマテラピー(芳香療法)」という言葉が生まれたのは皆さんご承知のとおりです。この「アロマテラピー」という言葉の生みの親は、ルネ・モーリス・ガットフォセというフランスの化学者でした。彼は香水などの化粧品に添加する防腐剤の研究をしていたのですが、爆発事故にあい火傷を負います。その時、そばにあったラベンダーのエッセンシャルオイルに手を浸すと治り、植物の自然の力の凄さを知ります。その後、彼の研究が始まります。そして遂に「アロマテラピー」という著作を発表しました。これが現在につながる「アロマテラピー」という言葉の誕生でした。その後、大量生産のきく人工のエッセンシャルオイルに押される時期がありましたが、科学にはマネのできない自然の力を利用した「アロマテラピー」の世界が広がって今日に至ります。 【Vol.17】このエッセンシャルオイルは、“どこから来たの?” エッシャルオイルにおいて、“何”から作られたのか。ということも大切な要素ですが、“何のどこの部分”から作られたのか。ということも、香りを理解する上で重要なファクターです。つまりエッセンシャルオイルとは、植物の花びら、果実、葉、枝、根、種子、樹皮など、さまざまな部分からとりだしたものの総称だからです。 例えば、ハーブの葉の表面には0.1ミリほどの「油胞」という袋がたくさん並んでいて、これがつぶれると香り成分が飛び出し蒸発します。ハーブの場合、簡単に言えばこの葉の香り成分を集めたのがエッセンシャルオイルとなるわけです。葉と皮でも自ずと香りが違ってきます。オレンジの皮からとったエッセンシャルオイルは、フレッシュ!花びらからなら、フローラル!葉や枝からとれば樹木系の香りとなるわけで、ひと口にオレンジと言っても、どの部分からとったかで、香りは違ってきます。エッセンシャルオイルと聞くと、つい花か葉からとったのだろうとイメージしがちですが、植物の色々な部分からとられているものも多いのです。これからは、植物の名が冠されたエッセンシャルオイルと出会ったら、“何のどこの部分”にも注目してみてください。ちょっと香りの世界が広がった気がします。 【Vol.16】焚き火が生んだ、「香道」という芸道。 アジアにおける香りの歴史は、4000年前にさかのぼります。最初の香料は神様に捧げる薫香で香木でした。特にインドは歴史が古く、日本でもおなじみの白檀=サンダルウッドは、インドを代表する香木です。そして以前にもご紹介しましたが、シルクロードを通って6世紀頃に日本に入ってきました。 「日本書記」の中にこんなエピソードがあります。浜辺で漁師が焚き火をしていたところ、その木からいい香りが立ち上り、朝廷に献上したとのこと。この時の香木は「香道」で最も重んじられる「沈香=じんこう」だったようです。ちなみに、沈香の最上のものが「伽羅=きゃら」です。他にもシルクロードを渡って、「麝香=じゃこう」「乳香=にゅうこう」「没香=ぼっこう」などが入ってきました。当時は仏教の儀式や僧侶たちによって薬に用いられていたと言います。そして、平安時代には、香りをたしなむ「薫物=たきもの」、薫りを漂わす「空薫=そらだき」、衣装に薫りをうつす「薫衣=たきごろも」と広がりを見せていきました。後の「香道」のルーツがここにあります。現代の香り文化の奥深さは、このように歴史の中で脈々と受け継がれてきました。香りの楽しみ方は、まだまだ発展途上。オリジナルの楽しみ方、発見しませんか。 【Vol.15】香草ハーブを育てた「フォークソング」?! 香りから癒しを受けるという点では、エッセンシャルオイルは手軽ですが、私たちの身近にある植物の中にもアロマテラピー効果を発揮してくれるものがあります。ハーブがその好例です。ハーブショップやハーブガーデンは、いまや全国人気!生活の中で当たり前の存在になっています。そこで、なぜ?いつ頃から?ハーブが注目されはじめたのかを探ってみました。 まず、ハーブブームが根付いた背景には現代人のストレスからの回避があります。“ハーブそのものの自然の香りに癒され、自然回帰とも言える素朴な味を楽しむ”。それがぴったりと現代人の生活にマッチしたというわけです。そんな香草としてのハーブ人気の火付け役は、年配の方ならずともご存知の方も多いのではないでしょうか。アメリカを代表するあのフォークソングデュオ「サイモンとガーファンクル」です。世界的にヒットした“スカボロフェアー”の歌詞には、タイムやローズマリーが出てきます。“人工的なものに囲まれている生活の中で、積極的に自然を取り戻そうよ”といった響きが、瞬く間に地球を駆け巡り、いまのハーブ人気を育てました。まさに“歌に香りあり!”。きっと、ハーブはこれからも私たちのそばで、癒しの香りと素朴な味わいを、奏でてくれるはずです。 【Vol.14】「ワンちゃんエステ」に、ルーツあり! ワンちゃんはファミリーの一員と言いますが、私たち人間のエステどころか、いまやワンちゃんのエステサロンが、ペット愛好家のトレンドになっています。ヘアカットからシャンプー、リンス、マッサージ、ネイルケアまで、まさに人間顔負けです。しかし、それにはちゃんとルーツがありました。 イギリスはエリザベス朝時代のことになります。当時の最高の香水は、“貴婦人の犬のように甘く香る”と表現されました。その理由は、貴婦人が社交に興じ他家を訪問する際に、一緒にお供する犬には、全身にたっぷりと高価な芳香オイルが塗られたと言います。これが現代の「ワンちゃんエステ」につながるルーツです。しかも当時利用されていた芳香オイルは、催眠性のある香りだったとのこと。いい香りで犬の気持を安定させ、大人しくさせ、人に不快な思いをさせないという面では良かったのでしょうが、当のワンちゃんたち、さぞかし眠かったに違いありません。現代のワンちゃん事情はどうでしょうか。いつもキレイにしておいてあげることは大切ですが、エスカレートしすぎて、ワンちゃんに“迷惑だワン!”などと言われるのが、ちょっと恐いなと思う私です。 【Vol.13】風邪に勝つ!エッセンシャルオイル術指南!! 本格的な風邪の季節の前に、覚えておいていただきたいエッセンシャルオイルがあります。のどがムズムズ、イガイガしはじめたら・・・首のまわりに1滴のラベンダー精油を塗るだけ!よく風邪の引きはじめは葛根湯と言いますが、こちらの方がいいみたい!と私は思います。さらにラベンダー精油を入れたお湯でうがいをこまめに!蒸気とともに精油が肺まで届くので風邪の悪化防止になります。吸入するにはラベンダーの他にローズマリーやペパーミントもいいし、これらの精油を植物油に入れ、アゴの下、耳の後ろ、首や胸に擦り込むのもいいのです。この冬、のどがおかしい!と思ったら“薬よりエッセンシャルオイル”と、思い出してください。 でも、すでに風邪を引いて、コンコンと咳がでる方やゼイゼイと痰が絡まる方には、咳を鎮める働きがあると言われるシダーウッドやのどの粘膜を再生するのに役立つと言われるフランキンセンス、のどの粘膜の鬱滞を鎮めるとされるローズマリーの精油をブレンドして、背中や胸をマッサージするという方法もあります。でも、これは予防術ぐらいに考えて、ひどくなる前に、やはりマスクをしてお医者さまへ。何しろ咳の速度は40m/秒!他の人にうつさない心がけも忘れたくありませんね。 【Vol.12】お肌の生まれ変わりサイクルは、28日!。 今回は冬の肌荒れ対策として、<番外編・お肌の雑学>です。 普段、正常なお肌は表面に外からの刺激を跳ね返す天然のクリームを備えています。しかしこの時期、寒さや乾燥によってその天然クリームが少なくなり、肌本来の力が弱まってしまいます。それでも頑張るお肌は緊急の対処として、あわててクリームを作るのです。普段は28日という周期を経て丁寧に作っているものを短期間で作ることはお肌にものすごい負担がかかります。これによって起こる肌の疲れが老化へと繋がっていくのです。 これを予防するには、日々、お肌をいたわること。乾燥を感じたら十分な保湿を、寒さで凍てついた日はバスルームやお湯をはった洗面器を使ってホットマッサージを。もちろん、MASACO石鹸を使ったリラックスバスタイムもお肌を癒す大事な一時です。 【Vol.11】香っていてこそ、大切な想い出。 あなたの香りに対する記憶は、何才くらいから? ほら、その場面までリアルに甦りませんか?香りにはそんな力があります。だから素敵です。ちなみに赤ちゃんの好きな香りは、レモンやオレンジなど花の香りだそうです。大人の私たちは、よく文化の香りとか時代の香りとか言いますが、はたしてどんな香りなのでしょうか?赤ちゃんの好きな花の香りだったら、きっと世界は、もっといい香りに包まれる!そう思いませんか。 |
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